共有物(相互越境)の処理

土地の売却時は後日、買主と隣地の紛争予防+対象地積の実数値を明確にする、という意味で
基本的に実測を行うのが望ましい。必須じゃないけど・・自分が買う側だったら境界不明な土地って嫌だよね?
要は買主は確定している方が安心⇒売りやすいってこと👍。
この(実測)についてはまた別の機会に費用含めて説明しますね。

で、とりあえず一般的には・・・
①土地家屋調査士に境界確定(隣地所有者とお互いに確認書を取り交わす)を依頼
②それにより確定した境界線上(空中も含む)に越境物が無いか確認
③あった場合はどう処理するのか?を協議する
といった流れで(ちゃんとした)不動産屋なら調査とフォローをする。
残念ながらそうで無い場合はその知識や発想すらなく、後で揉める(笑)

③に関しては複数の選択肢があり、以下によって最適な決着を図る
・どちらが越境しているのか?  ・何が越境しているのか?  ・簡単に撤去できるのか?  ・相手(隣地)はどんな考えか?
・今解消出来なければどうするのか?(通常はこの場合、・越境の事実確認・次回建て替え等の際に解消する、を盛り込んだ確約書や念書を交わす)

本件はお互いに利用している裏門扉が完全に境界を跨っていたあああああああ😣
青線が境界線、黄色の門扉は以前現所有者の親が互いにお金を出し合って作った。
この隣地と共同で塀を作った、とか扉を作った、っていうのは古い建物の場合は結構ある。
(昔はご近所で仲良しだったんだねぇ・・・数センチの境界紛争とか無かったんだろうねぇ・・・でも却ってそれが厄介なんだよねぇ・・・)
本件は
・購入者は解体後に新築を建てる⇒越境は解消しておいてね、の条件提示(ま、普通そうだよね)
・右側隣地の方は既存門扉の撤去には賛成だけど、その後何も扉が無い状態は物騒だから嫌です(確かに・・)
・通常は売主さん又は隣地の方との費用負担割合などのお話になる。⇒下手すると揉める。

で、どうしたか?
撤去した後に右側敷地内に収まるように扉を設置しました⇒当社負担で😂😂
断じて、明確に、声を大にして、直立不動で宣言するけど・・そこまで仲介がやる必要はございません!
でもね、オイラはダメなんすよ・・・だってさ・・・
・売主さんは知的障害の被成年後見人(当然司法書士が後見人として売主になる)
・隣地の人もご高齢且つ滅茶苦茶良い人
・成約価格が高額=手数料もそれなりに大きい
・費用と言っても数万円~10万円以内
だったらさ、早く且つ円満に処理出来るんだったらさ、
売主側も買主側も隣接地も・・みんなが余計な事で悩むぐらいだったらさ・・・・
【当社が負担しまひょ!】でイイじゃん。

単に【売るだけ】しか考えない多数の業者の中でも
リスク回避と関係者の背景まで考える不動産屋が居たってイイじゃん。(泣笑)