親しい士業先生から
『相続案件で２名共有。その内１名の補助人を自分がやっている。
空き家だが敷地が８００坪ほどあって、何せ草が伸び放題。
虫も発生しており、隣接地からのクレームが入っている。
スグの売却ではないので申し訳ないが、草刈り業者の紹介と近隣対応をして貰えないか？』
とのご相談。
２つ返事で業者さんに見積もり依頼と顔合わせで全員現地集合。
いや、確かに凄い。
通常の草刈り機だと結構な日数（人工数）だし、やがてスグに雑草が復活しちゃうので
今回は重機を入れて根っこから掘り返しでの発注。
相応の音や埃も想定されるので弊社側の施工業者さんは作業数日前に
全ての隣接地と少し離れた所までご挨拶。
実は・・・ココが大事。
やがて売却＝やがて確定測量を行う事が予見される。
確定測量は当然、隣接地所有者さんの立ち合いと境界確認印を頂く。
この時にスムーズに協力して貰えるか否か？
コレが非常に大きなポイントになる。
草刈り工事と境界確定・・・いくら別の事でも人間の感情や記憶には少なからず影響を与える。
なので、全然関係ない事でも隣接地には相応の気配りや礼節、一定のマナーを備えた監督や
作業員で無ければ禍根を残す可能性がある。
逆に好印象を与えれば今後の接点も上手く進む可能性が高まる。
当社は測量にしろ、草刈り、解体、残置物撤去などおよそ売却に関連する業者さんは
価格は勿論だが、そういった『丁寧さ・マナー』も充分に兼ね備えた会社さんとしかお付き合いしていない。
今回も信頼している業者さん施工だったので、隣接地と良い関係が出来たので、一安心。
スグに売却、という案件ではなくとも『ただ、草を刈る』だけではなく、
将来の売却に向けた準備体制を構築するのも売却専門業者としては、当然の事なのです。
